仏教思想と仏教カウンセリング(Buddhist counseling)5:西洋的自我と東洋的無我の統合の理想
この記事は、[前回の仏教カウンセリングの項目]の続きになります。 仏教カウンセリングにしても牧会カウンセリングにしても、『宗教的カウンセリング』であって『宗教そのもの』ではないという認識がそこにはある。そのため、宗教的な世界観や宗教の理想をクライアントにただ押し付けるようなものであってはならず、クライアントが直面している現実的な問題や苦悩を解決していくためにはどうすれば良いのかという『プラグマティック(実用的)』な視点をまず第一に持ってくることになる。
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